リズム感って何なんだろう?とよく思います。
「私はリズム感が悪いから?」と言う方がいます。
何を持って言っているんだろう?
リズム感は鍛えることができます。
一義的には、メトロノームに合わせて正確に叩くことが出来ればリズム感が良い、と言うことが出来ます。
それは
・タイムと合っているかズレているかを聞く耳があるか?
・頭で鳴っている音を発声できる運動神経があるか?
に尽きます。
では、低音の音の立ち上がり方、金物系のサステインの伸び方、など楽器固有の特徴は考慮しなくて良いのか?
それらの楽器のアンサンブルは関係ないのか?
リズムの周期はどうなっているのか?
メトロノームに合わせることが出来る、というのは「合わせた」だけです。
私たち打楽器奏者はメトロノームに合わせる演奏が出来なければいけません。
それを前提として、
・自然発生的に
・自分が出した音に自分が反応する
ようなリズムを「良いリズム感」と呼びたいと思っています。
結論的には
自分が出したリズムに自分が満足しているか?
をリズム感の良し悪しの基準にしたい、と思っています。
キッズが一心不乱に叩く打楽器。
それこそがリズム感の入り口であると確信しています。
トゥーツ・シールマンスがメトロノームを自分の演奏に合わさせている音源を紹介して。
かしこ。
You Are My Blues Machine (Live) · Toots Thielemans
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